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少年少女の家出と行方不明の違いとは?

探偵として多くの行方不明事件に携わってきた中でも、一つだけ公にしなくてはならない問題があります。
それは『家出』と『行方不明』の境界線についてです。

 

これはおそらく、子供を持つ多くの親たちにとっては決して他人事ではない問題ですし、行方不明者の捜索に携わる回りの人間、そして警察、探偵と共に深刻な問題として捉えていないと、

 

本来失われるはずでは無かった若者たちの命が失われて、はじめて自分が犯した判断ミスに気が付き、大きな後悔の念に襲われてしまいます。

少年、少女の家出と行方不明の違い

 

それでは、そこまで重要な問題である『家出』と『行方不明』の違いとは何なのか?

 

今回は青年期の子供を持つ多くの親達にぜひとも読んでもらいたいです。

家出と行方不明の違い

まず初めに『家出』と行方不明の違ついて説明させていただきます。

 

家出

家出とは、主に親による保護が無ければ生活ができない未成年者がその保護下(家)を自らの意志で離れる事を指します。
このとき、家出した少年少女達はいずれ家に帰るつもりである、いわゆる一時的な失踪(プチ失踪とも言われる)状態でもあります。

 

行方不明

行方不明とは、本人の意思に関わらず、突然連絡が途絶えてその行先が解らなくなる状態を指します。
この場合、家に戻ってくる保障は無く、警察に届け出を行い行方不明者の届出を行ったのち、状況によっては探偵に以来するなどして捜索活動を行います。

 

つまり、一般的な認識では
家出は一時的な気の迷いであり、『いずれ帰ってくるだろう』という意味が込められています

 

続いて行方不明ですが、こちらは連絡が途絶え、その行先が不明となった状態であり、必ず帰ってくる保障はどこにも無く、家族が捜索活動を行うことを前提とした言葉であることがわかります。

 

この事から、人々は自分の家族が居なくなった時、一時的なものであれば『家出』そして、その実に危険が迫っていると感じた場合には『行方不明』という言葉を使い分けているのです。

素行不良の少年、少女の死

人は行方不明なった人間を必死に探す場合もあれば、逆に『どうせかえって来るだろう』と一時的な家出と考え、まったく探さない場合もあります。

 

探偵をしていてそうした現場によく遭遇するのは、その子供に以下の様な特徴があることが多いです。

 

  • 素行不良
  • 外泊が多い
  • 素行不良の少年、少女の死

  • 悪い友人が居る
  • 学校に行っていない
  • 精神的疾患を抱えている

こうした子供たちは家出をなんども繰り返す場合が多く、時には家族に何も告げずに1週間から2週間ほどの外泊を繰り返す場合もあり、夜の繁華街などで長時間過ごしていることもあります。

 

その結果、もしも本人に行方不明の意図が無く、何らかの犯罪に巻き込まれて行方が解らなくなった場合でも、家族は『ただの家出だろう』と思い、捜索活動はおろか、警察に行方不明の届出すら出さない場合が多いのです。

 

その結果、まっているのは警察から『ご子息の遺体を確認しました』という電話。
そして、遺体が発見された管轄の警察官に付き添われ、遺体の確認を行った時、その家族は初めて自分たちがしてしまった大きな過ちに気が付くのです。

素行不良の子供の命は?

このような現状は、決して昭和の話ではなく、現実に、今この日本で起きていますし、もしかしたら貴方の隣に座っている少年、少女も行方不明になったばかりの子供たちかもしれません。

 

そうした子供たちは家族が必死に探している事もあれば、普段の素行不良がたたって家族から見放され、すでに危険な事故や犯罪の一歩手前に片足を踏み入れている可能性すらあります。

 

しかし、探偵はそんな子供でも探します。
それはもう必死になり、あちこちを駆けずりまわり、聞き込みを行い、ビラを配り、繁華街を見回って行方不明になった子供たちを探します。

 

そうして見つかった素行不良の子供が無事ならかまいません。
親がしっかりとしかり、非行から立ちなおせる事さえできれば、もう危険な目には合わないでしょう。

 

しかし、普段の素行不良によって捜索が遅れた子供たちを発見した時には、すでにドラッグに溺れていたり、男性との性交渉で日銭を稼いでいたり、すでに自殺や他殺によって命を奪われてしまった後という事があります

 

そうした子供たちの姿を実際に見てきた探偵は、依頼者にも、社会にも、常に次の問いかけを投げずにはいられません。

 

本当に、これは子供たちのせいなのか?

 

子供が非行少年だから、精神病だから、親との関係が悪いから、行方不明の届出も出されず、捜索も遅れ、探偵にようやく依頼がやってきた時には命を失っている……

素行不良の子供の命は?

 

私たちはこの現実を、いったいどうやって受け止めれば良いのでしょうか?

子供の行方不明は甘くみてはいけない

このように、いくら素行不良の子供とはいえ、決してただの家出を思って甘くみてはいけません。
むしろ、素行不良の少年、少女は犯罪や死に近い場所に居るだけに、行方不明になった後に人生そのものを大きく狂わされたり、最悪命すら失われる場合もあります。

 

もしも自分のお子さんが行方不明になったら、迷わず警察に電話をしましょう。

 

そして、それでも発見の望みが薄いのであれば、すぐに探偵に相談し、1秒でも早くお子さんを見つける努力をしてください。

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